私たちが生活する地球の環境問題への取り組みは人類共通の課題であり、企業活動に必須の要件です。
当社は製品・サービスはもとより、企画・制作・製造・営業など企業活動の各部門で環境負荷を低減して、環境と調和した循環型社会をめざして地球環境の保全に取り組みます。
<<当社の環境方針>>
- 当社は事業活動および製品・サービスに伴う環境影響を特定し、環境目的・目標を設定して、定期的見直しを行い継続的な改善に努めます。
- 適用される法規制を遵守すると共に環境汚染の予防に努めます。
- 環境保全に取り組み、リサイクルの配慮や廃棄物の削減や騒音等の環境負荷の削減に努めます。
- 省エネルギー・省資源を推進し、資源のリサイクル・再利用に努めます。
- グリーン製品の開発に努めます。
- 環境配慮資材の優先購入と、長期使用に努めます。
- 従業員への環境教育を実施し環境意識の高揚に努めます。
- 本方針は文書化し、社内外へ公開します。
2009年3月20日
信行印刷株式会社
代表取締役社長 加藤 秀行
当社は環境方針に沿って、各部門で以下の対策を実施しています。
各部門の環境対策 ●営業・企画制作・製版(プリプレス)
DTP制作室 |
営業・企画制作(デザイン)
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CTP Suprasetter
環境対応型 プレートプロセサー |
製版(プリプレス)
●環境配慮型CTP設備に更新(2009年2月導入) 今回導入したSupraSetterは、電力使用量が従来の2kwから600w(ドライヤー)並みに低減した省エネタイプです。騒音の発生が大巾に抑制されています。もちろん性能もアップしています。 (1)環境配慮型プレート
●環境配慮型刷版現像システム を使用 従来使用していた現像プロセサーと比較すると、処理液がロングライフ化し廃液量が大幅(約50%)減少した、環境対応型プレートプロセサーです(2007年5月導入)
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各部門の環境対策 ●印刷(プレス)
- インキ・溶剤 -
当社が所属する全日本印刷工業組合の全体組織である日本印刷産業連合会が、環境指針のひとつとして「オフセット印刷における揮発性有機化合物(VOC)の発生抑制のための具体的方法」をとりまとめました。
当社では、上記「具体的方法」を元にVOCの発生抑制をすすめています。
そのうち当社に関連する部分を抜粋し掲載します。
「オフセット印刷における揮発性有機化合物(VOC)の発生抑制のための具体的方法」 (抜粋) 平成19年1月10日
社団法人日本印刷産業連合会
紙製の報告書類、ポスター、チラシ、パンフレット等の印刷方式として、通常行われるオフセット印刷について、VOC発生抑制の具体的方法を取りまとめました。 1.VOCの主な発生源VOCを含む主な資材、発生源として次のものが考えられます。 2. VOC発生抑制(配慮)の方法次のいずれかを採用、または複数の方法を実施することでVOC発生抑制に配慮できます。 (1) 印刷インキへの配慮 (2) 光沢加工材への配慮 (3) 湿し水への配慮 (4) 洗浄剤への配慮 【参考】 |
Non-Vocインキ |
Non-Vocインキ
VOC(揮発性有機化合物)はトリクロロエチレンやテトラクロロエチレン、ホルムアル デヒド、トルエン、ベンゼン、キシレンなどさまざまな物質があります。 インキ自動供給装置
カートリッジを補充するインキ自動供給装置により最後までインキを使い切るので、インキの無駄を省きます。さらに、面倒でコストがかさむ、缶にまつわる手作業を解消しています(当社インキ使用量の80%がカートリッジ)。 |
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SOY(ソイ)インキ |
SOY(ソイ)インキ SOYインキとは大豆油を使用した環境に優しいインキのことです。 大豆油インキは、インキが乾燥する際に発生する揮発性有機化合物の発生が大幅に軽減でき、 大気汚染や作業環境の保全にやさしいインキとされています。
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溶剤 |
印刷の現場で使われる溶剤・添加剤で効き目がよく、扱いが簡単で、価格が安いといわれる、いわゆる人気商品の溶剤の多くが、PRTR法規制に該当しています。環境汚染の元凶となり、社員の健康に害がある溶剤の使用を禁止しています。 当社は環境負荷の少ない環境対応型溶剤への切り替えをすすめています。 1. 湿し水のNon-VOC化
湿し水ろ過装置 湿し水の回収タンクを設置
2.VOCの発生を抑制するため、溶剤を切り替えました。・VOCに配慮した非有機溶剤の洗浄剤を使用。 3.自動布洗浄装置を使用しています。ブランケット洗浄作業時のVOCの発生を抑え、さらに洗浄作業を軽減するため自動布洗浄装置を使用。液は循環して再度利用されます。 4.プランジャー缶を使用 作業時のVOCの発生をできるだけ抑え、火災の危険を防止するため手拭用の洗浄剤を密閉保管。使用時に必要最小限の溶剤だけ使えます。 |
- 用紙、その他資材 -
再生紙使用 再生紙の古紙配合率を表示するためのマークです。 |
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FSC用紙の使用促進 森林認証には、森林そのものの管理が適正であることを認証する森林管理の認証(FM)と、認証林から得られた森林資源を用いた製品の生産・加工・流通 過程の管理が適正であることを認証する加工・流通 の認証(CoC) の2通りがあります。 |
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エコマーク エコマークは、財団法人日本環境協会が実施している事業で資源の再生利用によって作られたものなど環境保全に役立つと認められる商品に付けられるマークのことです。 |
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再生資材を購入します 当社は、資源の再生利用を進めるよう、各種再生資材を購入しています。 |
各部門の環境対策 ●廃棄とリサイクル
印刷後のヤレ用紙 ワンプの分別 |
☆印刷後のヤレ用紙(損紙) 印刷後のヤレ用紙は分別後、回収業者により、リサイクルされます。 >>(財)古紙再生促進センターのホームページへ ☆ワンプの分別用紙のワンプは、きれいに畳んで古紙回収業者が回収します。 |
ヤレPPシート |
☆用紙以外の化成品素材(PP、塩ビ、PETなど)も素材ごとに分別回収します。素材ごとに分別 ⇒ 回収⇒☆PPシートは、脱墨後、ペレット粉砕され、洋服ハンガーに再利用されます。 |
・廃インキ ・廃油 ・廃ウエス ・ストレッチフィルム ・段ボール |
☆使用済みストレッチフィルム、PPバンドの回収荷崩れ防止用ストレッチフィルム(ラップフィルム)、PPバンドはまとめてリサイクルします。回収して再生ペレットになります。
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廃プレート CTPの現像廃液 現像廃液削減装置 XR-1200J |
☆廃プレート印刷現場の廃プレートは専業回収業者が回収して、リサイクルします。(100%回収)。 ☆CTPの現像廃液削減装置XR-1200Jを導入しました。(2013年7月) 現像処理液を1/5~1/8に濃縮することで、産業廃棄物を大幅に圧縮、処理コストを削減。
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各部門の環境対策 ●分別
<引用>東京都印刷工業組合・啓蒙ポスターから引用